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子どものためにCodexでUnityアプリを作った話

8月9日
読了時間: 3分

はじめに

 私の子ども(約十ヶ月)は花火がお好きらしい。と言ってもリアルよりはYouTubeの花火中継動画で、それをテレビで見せると大層お喜びになられる[1]。どうやら、そもそも赤ちゃんというのは、黒の背景にカラフルなものが現れたり、動いたりするものに興味を持つようだ[2]

 さらに、最近私の子どもはテレビのリモコンやスマホにご興味をお示しになっておられる。どうやら、親が触っているものが気になっているようだ[3]

 と、言うことで(?)、PCやテレビ画面に花火の映像を出して、それをスマホから操作できるアプリがあれば、私の子どもはお喜びになるに違いないと考え、試作アプリを作ってみることにした。


開発物

 今回開発したアプリは、以下のURLにある。

 Unityで作った、花火のエフェクトを表示するPCアプリで、テレビに繋げて親子で鑑賞することを想定している。また、同じネットワーク内にあるスマホのブラウザから操作できるようになっている。スマホ画面をタップすると、花火のエフェクトが追加されるようになっている。子どもを抱き抱えた大人、あるいはスマホに興味を持った子どもが操作することを想定している。

実行画面
実行画面
スマホ操作
スマホ操作

生成AI

 これまで、仕事でもプライベートでもチャット形式の生成AIは利用しているのだが、プログラム開発で使われる、直接PCのデータを操作するAIは使ったことがなかったので、これを機に試してみようと思い、今回はCodexで作成した。

 AIで開発すると全能感を得られると言われることがあるが、確かに、AIに指示をするだけでどんどんアプリができていく過程は、自分がシゴデキな人間になれたと錯覚しそうになった。機能を実現できる速度が早過ぎて、どんどん作らせていこうという気分になり、中身の確認が億劫になるほどだった。次々に無理難題を押し付ける上司や顧客の気分って、こんな感じなのかもしれない……。

 それはとにかく、実装は一週間くらい(1日あたり1〜数時間)で作ることができ、自分だけで作っていたらもっと時間がかかっていただろう。一から手で書いてたらとても太刀打ちできないな、と感じた。

 その一方で、AIは動けば良い的な精神なのか、似たような処理であるにも関わらず、統一感のない謎のコードを埋め込んでくることがあって、そこは残念だった(指示が悪いだけかもしれないが)[4]


結果

 完成したアプリを、子どもの前で実演させていただいた。

 すると子どもの反応は……、まあ、可でもなく不可でもなくといったご様子であった。アプリ画面を表示したテレビにご興味をお示しくださったが長くは続かず、どちらかというと操作をしているスマホを気にされていたようだった。ただ10ヶ月の子どもにとってスマホのタップ操作はまだ難しく(ただ掴むことだけしかできない)、結果としては中途半端なものになってしまった。

 もう少し大きくなったら、また反応は変わってくるのだろうか? それまでは大人しくYouTubeの花火動画を見せることにしよう。幸い、今の季節毎日のように新しい花火動画がアップされていくし……。


おわりに

 今度の文フリにも応募せずに自分は何をやっているのか? と思わなくもないが、小説やシナリオと同じで、閃いてしまった以上、実現したくなる(書いてみたくなる)性なのだからしようがない。


脚注

  1. 本物の花火を見せても反応はとても薄かった……。

  2. 花火の他に、Dead by Daylightのロード画面にとても興味をお示しになられている。あれも黒字に白いアイコンが動いている。

  3. おもちゃのテレビリモコンを与えても、ほとんど興味を示さなかった。

  4. コードの不自然な点を指摘すると、「ご指摘のとおりです」と返してくる。わかっているなら最初からやってくれ、と……。


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